ヤマハゼにご注意を!

最近のわくわくの郷、自然体験交流センターも朝晩は肌寒く感じますが、日中の太陽出ている時間は温かく過ごしやすいです。サクラやクヌギ、イチョウなどの落葉樹も赤や黄色に色づき、わくわくの郷の中をたくさんの色で彩ってくれています。

クヌギ サクラ クヌギ2

春の鮮やかな色彩とはまた異なった、秋ならではの色彩をぜひわくわくの郷に来られた時に楽しんでください。

でもその時に注意していただきたいことがあります。それが、この木のことです。

ウルシ

この木はヤマハゼといいます。

ウルシ科の植物です。ウルシといえば漆塗りとして食器などの塗料として使われています。あの塗料はこの木の樹液を精製することでできるそうです。ただし、精製する前の樹液を触ってしまうとかぶれてしまいます。その原因となる成分の名前はなんだか少し、そのままな感じがしますがズバリ、「ウルシオール」といいます。この成分は少しですがイチョウの木にも含まれているそうです。

ヤマハゼの木の特徴は、葉っぱが鳥の羽のように左右対称に生えており、茎の部分も赤く染まっていることなどが挙げられます。肌のかぶれを引き起こすものには、他にハゼノキやヌルデといったものもあります。肌の弱い方は、樹液でなくても葉っぱや木に触っただけでもかぶれることがありますし、ひどい方では木に近づくだけでもかぶれてしまうことがあるそうです。もし触ってしまうようなことがある場合は、すぐに洗い流してください。そのあと症状が改善されなければ病院に行ってください。

ハイキングなどで楽しい紅葉を楽しむために、ウルシなどのきれいだけど危ない木などに少し注意してみてください。